今回は「ライフラインチャート 」についての記事です。
ライフラインチャート とは、自分の歴史をグラフで「見える化」させるグラフです。今回はライフラインチャートの作り方と活用法を紹介します。
ライフラインチャートの簡単な作り方
ライフラインチャートは一枚の用紙とペンで簡単に作ることができます。もちろんPCでもOKです。
・横軸は年代(保育園、小学校、中学校、高校、大学、今)
・縦軸はその時の感情(満足度、幸福度)
横軸の真ん中に直線が引いてあり、それは0を表します。
その線が上がった時、下がった時どんな事があったのかをそれぞれ細かく書いていきます。
このグラフでは以下のことが一目で分かります。
①主な出来事
②ラインの分析(なぜ高い?低い?)
③ワクワクした事
④げんなりした事
⑤感じた事
⑥身についた能力
⑦自分の性格を一言で表すと
そのため、自分はどんな時に気持ちが上がり下がるのか、そこから自分の傾向が分かり、活かすことができるのです!
ライフラインチャートは自己紹介にも使える
また、ライフラインチャートは自己紹介する時にも使えます。
初めて会って、自己紹介してもその人がどんな人か漠然としか分からないですよね。しかし、ライフチャートを使えばその人の人生と、人生観が目で見てはっきり分かります。たとえ話し下手であっても、グラフでその人の人生の上下が見えるので、伝える方も、聞く方も分かりやすいです。
どんな事に悩み、挫折し、どうやって克服したのか、相手が今何を考えているかなど深く知ることができるので、その人の価値観が見えてきます。ライフラインチャートを使えば相手のことがよりよく分かり合えますし、良い印象を持てます。
ライフラインチャートで自分をコントロールする
「どんな時に自分はワクワクするのか?」「どんな事が嫌いなのか」など分かりことによって、自分をコントロールできます。
私は、起業家さんや社長さんに会った時、「若いのにしっかりしているね」とよく言って頂いています。お世辞かもしれませんが、嬉しいです。学生時代にセールスをやっていた時も実年齢よりもいつも3歳ほど歳年上に見られました。なので、実年齢がバレた時、驚かれました。これは自分の歴史をしっかりと分析しているからです。分かることは強みです。
自分が落ち込む時、嬉しい時、価値観、人生の軸、過去の分析結果から、なぜそうなるのかを学び、笑顔でいられるようにコントロールすることができます。
人生の自己分析をしよう
自分を知るというのは、なかなか難しいです。一生かけて答えを見つけるのかもしれません。しかし、1つでも多く自分を知っていると、自分に対して信頼になります。
自分をコントロールできるので、相手とのコミュニケーションに置いても円滑にできます。そうなると、ライフラインチャートはコーチングも自己紹介もできる優れものです!
時間を置いて、見直すと「そんな事あったな」、「これを書いた当時の私はこんな事を考えていたのか!」と、当時忘れていた事を思い出させてくれますし、年齢を重ねるうちに継ぎ足して、アップデートもできます。