今回は「英語と歴史を同時に学べる参考書」を皆さんに紹介します。一石二鳥で面白く英語も歴史も学べます。もちろん文法や読み物など個別で学習するのもいいですが、どうせなら1つの学習で2つ以上学べる方が楽ですよね。
この記事で分かること
今回記事ではシンプルに以下の1点についてお話しします。
英語×「〇〇」の勉強法(最初に英語×歴史の教科書をご紹介します)
色々書いていきますが、根本はめちゃくちゃシンプルです。
アメリカの小学生が学ぶ教科書
ネットで英語のテキストを検索していると、『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』という本に出会いました。このテキストは300ページもなく、毎日ちょっとずつ読めばすぐに読めます。
・アメリカ大陸発見-1976年までのアメリカの歴史を学べる
(世界の覇権を握る超大国アメリカ史の知識をおさらい)
・平易な英文でまとめられている
・左ページ:英文、右ページ:日本語訳の構成
・重要な用語の英語表現が分かる、説明の仕方が分かる
・豆知識が載っている箇所も多数あり知識がさらに深まる
・アメリカ人など海外の歴史に対する伝え方・教育が分かる
この本が良いのは、そんなに考えなくても、すっと記事の内容が入ってストレスなく読めることです。日本の学校で世界史を勉強するため、大抵の人はある程度世界の歴史については誰でも知っているからです。
また、日本語でアメリカの歴史を学んでいて、日本語表現と英語での表現の2つを知っていると、海外でディスカッションをする際の強みになります。また、海外の人たちが歴史に対してどんな教育を受けていたか、参考程度に知ることができるのは良い点ですね。
▼アメリカの歴史を易しい英語で学ぶなら▼
アメリカの歴史を英語で勉強する方法
1. 1日3記事ずつ読む(1記事の量はそこまで多くありません)
2. 1記事の英文を読んだ後に日本語訳を見る
3. 1センテンスごとに声に出して読み直す(日本語訳を先に見て、英文に戻るの繰り返し)
4. 1記事の英文を声に出して読み通す(内容を理解しながら読む)
<追加>
5. 特に気になった記事があれば、自分の意見をまとめてみる
下の画像は、アメリカ国歌について自分でGoogleスライドでまとめていました。英語を専攻にされている方や、留学ではプレゼンをよくしますが、それと同様の構成で、自分の意見をアウトプットしていきます。

英語を習得する近道は全部掛け算方式!
さて、上記「英語×歴史」で勉強するとお伝えしてきましたが、言語を楽しく習得するには、掛け算で学習するのが良い方法です。例えば、以下は全部私が実践していたものです。どれも楽しく行え、英語を勉強している感は感じさせません。
・独り言を英語にする
・SNSなどLINEトークを英語に置き換える
英語の文法を英語で学ぶ
習得したい言語の文法を、その言語で書かれた説明で理解することは、さらに理解が深まります。私は高校生の頃、英語の電子辞書で調べる際は、英和辞典や、日英辞典でなく、英英辞典(オックスフォード現代英英辞典)を使用していました。
また、文法も英語で書かれた教科書を購入し、楽しく読んでいます。それがこちらです。
『English Grammar in Use Fourth Edition』
ずっしりとした重みですが、フルカラーでイラストもあり、問題文もたくさんあります。最初から目を通すのは大変なので、私は気になった箇所からページを見るようにしています。日本語で習った文法を英語で学び直すと、知らなかったことも学べ、かなり勉強になります!
当たり前ですが、全部英語です。しかし、日本語で英語を説明されるより、ストレートで頭に入ってきます。日本語がない分、外国にいるような錯覚で、勉強もモチベーションが上がるかも?!
▼英語の文法を英語で学ぶなら▼
独り言を英語にする
・通学/通勤中に独り言英語を実践(徒歩の時など人が少ない時に独り言をする)
・最初は自己紹介などから始め、その後は自分でトピックを考えその内容について話します
・独り言が飽きたら、一人二役をやってみる(難しいですがマンネリ化しません)
独り言を英語にすることで、パッと「英語を話してください」と言われた時に口がトレーニングされて話す準備ができているので、もごもごすることはなくなります!
SNSなどのトークを英語に置き換える
普段使用するSNSなどチャットを全て英語に変換するのもおすすめです。日本いても海外の方とチャットできますが、あえて日本人同士でも英語でやり取りするのもOKです。
もちろん相手の方が英語ができるのが条件ですが、もし実現できれば日常から英語に触れる環境が作れます。(英語だと日本語よりストレートなので、普段の感謝の言葉なども言いやすいかも?!)
英語習得の近道は楽しみながら継続すること
語学は継続が力になりますが、継続するためには、やはりいかに楽しいか、無意識に続けられるかがポイントになります。
ぜひ、無意識にのうちに効果倍増になる種をたくさん蒔いてくださいね!

