今回はドイツ語数字の特殊な考え方について解説します。その後「あるもの」を使ってドイツ語数字をもっと面白く学べるゲームも紹介します。
英語と似ているドイツ語
ドイツ語と英語は同じゲルマン系の言語になりますので、文法や単語も数字も似ているのです。例えば、「eins zwei drei(1 2 3)」。パッとみたところ、何だか英語に「one two three」に似ていることが分かりますよね。
ドイツ語数字の数え方
英語に似ているドイツ語ですが、英語にない「特殊な考え」があります。それは、数字を読み上げる順が前後逆になるということです。どういうことか説明しますね。
たとえば、「1921」をドイツ語で読むとします。これを発音すれば、neunzehn hundert eins und zwanzig(ノインツェーン フンダート アイン ウント ツヴァンツィヒ)になります。
まず最初に19(neunzehn)を読み、9は百の位なので、hundertが続きます。21は、先に1を読んで2が最後に読まれることになるのです。ここをちゃんと理解すると、数字が大きくなっても焦る必要はありません。
ドイツ語数字のトレーニング法
次に、ドイツ語数字に少しでも慣れるためのトレーニング法を紹介します。これは私が考えたオリジナルのゲームです。
使うものは車のナンバープレートです。車は町の至る所で走っていますよね。その車のナンバープレートを走り去ってしまう前に瞬時に「日本語→ドイツ語」に置き換えて発音するのです。ナンバープレートは1桁〜4桁構成になっているので、難しい4桁数字にも対応できます。
一応以下のように、レベル分けも作っています。
初級
信号待ちで止まっている車や駐車されている車のナンバープレートを日本語→ドイツ語に変換
※動いていないのでゆっくり落ち着いて変換し発音できます
中級
走っている車のナンバープレート(4桁)を日本語→ドイツ語に変換
※時間が短くなり、瞬発力も問われるので、少し難しくなります
上級
中級に加えて、発音できた車の後ろから続いて来る車のナンバープレートもひたすら日本語→ドイツ語に変換
※連続ラリーを狙う感じで、発音が間に合わなかったら、ゲームオーバーみたいにすると、より楽しめます
ドイツ語数字マスターになる!
語学学習はスキマ時間を使った勉強が重要になります。
歩いている間にただぼーっとするのではなく、そこら中にある車のナンバープレートを使って気晴らしにゲームをしませんか?もちろん、車をよく見ようと集中して、怪我はしなようにしてくださいね!楽しく、気軽に言語学習をしましょう!